ザ☆投薬
ここでは、マツイ薬局に来られた患者さんにお薬をお渡しする場面を会話形式でお届けします!
薬局に来られた際、お薬のことだけでなく何か疑問に思ったことは
遠慮なく薬剤師やスタッフにご質問ください◎
◎坂出店 松井 敬文の場合
〜situation〜
外科でセフゾンとカロナールが処方された女性の患者さん。娘さんが来局。
薬剤師 「◯◯さん」
患者さん「はい」
薬剤師 「どうされたんですか?お母さん怪我でもされたんですか?」
患者さん「ポートよ。」
薬剤師 「なるほど、ポートを付けたんですね。」
患者さん「先生から栄養が足りてないって。
そのせいで採血の時に血管が取れないみたい。看護師さんも苦労してる。」
薬剤師 「そうですね。でもこれからは薬も栄養も摂りやすくなるし、誤嚥の心配も減りますね。
今日は一応手術をされたってことで化膿止めの抗生剤です。
1日3回で飲んでください、今日の昼から始めましょう。
麻酔が切れると痛みがあるかもしれないので、カロナールも一緒に飲んで良いですよ。
あと、いつもの薬も併用して心配ないですからね。」
患者さん「帰ってお昼ごはん食べて、早速飲ませるわ。」
薬剤師 「もし痛みが出て食欲が無かったら、先にお薬を飲んでも良いですよ。」
患者さん「ありがとう。」
薬剤師 「お大事に。」
◎坂出店 大野 麻由の場合
〜situation〜
帯状疱疹でバラシクロビルが処方された患者さん。痛みはないが、胃が弱いので服用に不安がある。
薬剤師 「◯◯さん」
患者さん「はい」
薬剤師 「今日は帯状疱疹ですか?大分広がってるんですか?」
患者さん「まだそんなに広がってないです。」
薬剤師 「痛いんじゃないですか?」
患者さん「まだ大丈夫です。」
薬剤師 「広がると痛みも出てくると思うので、早く飲み始めた方がいいですね。
今日の昼食後から始めましょう。」
患者さん「これからお昼ご飯食べて飲んでたら、夜の分はいつ飲めばいいんですか?
(14時に来局)・・・」
薬剤師 「それなら、お昼の分は食事関係なく帰って直ぐに飲みましょう。
1日3回のお薬は4時間以上空ければ飲めますので。
ウィルスが増殖する前に早く飲み始めましょう。」
患者さん「先生に言わなかったんですが、私は胃が弱くて…
このお薬で胃が痛くならないか心配なんですが。」
薬剤師 「不安なら先生に問い合わせて胃薬を追加してもらいますが、この薬は胃に負担の
かかるお薬ではないので大丈夫ですよ。いつもの血圧の薬も一緒に飲んでくださいね。」
患者さん「分かりました。大丈夫です。」
薬剤師 「出ている分だけ飲み切ってくださいね。お大事になさってください。」
◎あおば薬局 丸山 洋平の場合
〜situation〜
お腹の調子が悪くて食欲がない女性の患者さんにエクセラーゼとビオスリーが処方された。
薬剤師 「こんにちは。今日はお腹の調子が悪いんですか?」
患者さん「おなかが痛いとゆうか、なんか調子が悪くて食べられないんです。」
薬剤師 「食欲が無いんですね。今日は消化剤と整腸剤が出ています。
先生の処方では食後服用になっていますが、食事が摂れなくても飲んでください。
薬が食後だからと無理して食べなくて良いですよ。
でも水分補給は頑張ってしてくださいね。
暑くなってきたので脱水も起こしやすいですしね。
水分補給は一度に沢山飲むのではなくて少しずつ摂るようにしてください。
大雨が降ると水溜まりが出来ますが、少しずつ降ると水溜まりが出来ませんよね、
そんなイメージでチビチビ飲んでくださいね。」
患者さん「いつもおーいお茶を飲むのですが、それで良いですか?」
薬剤師 「悪くないのですが、出来ればノンカフェインの物が良いですね。
麦茶とか、スポーツドリンクが良いでしよう。」
患者さん「分かりました。」
薬剤師 「お大事になさってください。」
◎高松新田店 中尾 和哉の場合
〜situation〜
痰がからむ咳と鼻づまりで受診、アスベリン散とカルボシステンDSが処方された小学生。
お母さんと来局。
薬剤師 「◯◯さん」
患者さん「はい」
薬剤師 「こんにちは、お待たせしました。今日は咳とお鼻ですか?熱は大丈夫そうですね。」
患者さん「痰の絡んだ咳と鼻づまりです。」
薬剤師 「せき止めと喉とお鼻の粘膜をキレイにしてくれるお薬が出てます。」
患者さん「お鼻を止める薬は出ていませんか?」
薬剤師 「お鼻を止めるお薬を飲むと余計に痰が絡みやすくなるかもしれないので、
お鼻を止めるお薬は敢えて出していないのではないでしょうか。
それに、カルボシステインというお薬は鼻の粘膜もキレイにするので鼻も
スッキリしてくると思います。
粉薬はザラザラして飲みにくいとかありますか?」
患者さん「粉のままだと飲みにくいです。」
薬剤師 「少しのお水で溶いてくださいね。今日は帰ってすぐ1回飲んでください。
学校にお昼の分を持っていくのが難しかったら、帰ってから飲んでも良いです。
その場合は、夕食後の服薬が4時間以上間隔を空くようにしてくださいね。」
患者さん「分かりました。」
薬剤師 「ではお大事になさってください。」